金閣・銀閣 を結ぶ市街北部循環204系統
204系統、北大路バスターミナルのある烏丸営業所(直営)の担当です。
運行経路は、北大路通を西へ向かう内回りでは、大徳寺、船岡山を通り、金閣寺から西大路通を南下します。
バスは西大路通と丸太町通の交差する「西ノ京円町」に到着します。ここにはJR嵯峨野線「円町駅」があり、京都駅までは片道9分程度で往来することが出来ます。204系統は円町からは東に向きを変え、平安京の史跡を通り、御所の南側を走ります。鴨川を渡り、平安神宮に近い「岡崎道」を通り、白川通を北上します。錦林車庫を経由し、「銀閣寺道」に着きます。
銀閣寺から白川通を北上し「京都造形大」のある東鞍馬口通を西進、東山通に出ます。そして北へ進み、北大路通から再び西へ。高野川を渡り、植物園を右に見て、賀茂川を渡ると北大路BTに到着です。1周約1時間程度の行程です。
営業係数は「80」(全系統平均92)。1日平均旅客数「11,539人」(1日平均乗客数367,698人)。
運行頻度は昼間毎時4本程度です。
料金は均一区間内の運行ですので、230円です。
沿線の主な名所は、大徳寺・金閣寺・御所・平安神宮・銀閣寺などです。
運行情報は2018年11月現在です。
ご利用の際には、該当HPなどでご確認下さい。
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京都駅から西陣へ行く 50系統
50系統、九条営業所(京阪委託)担当。操車は京都駅から至近の三哲操車場で行っています。京都駅発の行き先表示は今では大きく「立命館大学」ですが、永らく「北野天満宮」でした。この路線は京都市街西方の西陣界隈と市街中心部を結ぶ路線です。
経路は、京都市街でも「裏道」のような狭い道を縫うように走ります。
京都駅から堀川通の裏道のような「西洞院通」で北上、四条通で一時西進。堀川通を北上。そして、今出川通の少し南の「中立売通」を西進。千本通に出て、今出川通を西に向かい、西陣に入り、北野天満宮に着きます。
この後、北野白梅町から西大路通を北上し、わら天神から立命館大学へ向かいます。このように複雑なルートは「京都市電北野線跡」を辿っているからです。その昔、京都市電北野線は、北野天満宮から京都駅の間を、民家の軒先をゆっくりと走っていたそうです。
バスは立命館大学前で折り返し「京都駅行」となります。
これらの写真のように、50系統にはいろいろな車両が充当されていて、どんなバスが来るかとても楽しみなんです。
ここを発車したバスは往路と同じルートで京都駅に戻ります。
料金は、均一区間内なので、230円です。
営業係数は「91」(市バス全系統は92)、1日平均旅客数は6,031人(市バス全系統合計の1日平均367,698人)。
運行頻度は昼間1時間当たり約4本です。
50系統沿線の主な有名観光地は、二条城、北野天満宮、桜で有名な平野神社などです。
(運行情報、データは2019年2月現在です)
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京都市バス 「嵐山」へ行くなら11系統
11系統は梅津営業所(西日本ジェイアールバス委託)が担当しています。
市内中心部から嵐山を結ぶ路線です。
嵐山や嵯峨野に近い山越操車場で操車をしています。始発も山越操車場からです。
山越を発車したバスは一路南下、丸太町通を西進し嵐山地区を通ります。その後、三条通を東進し西大路通まで。四条通まで下り更に東進。祇園手前の「京阪四条」で左折。三条京阪へ至ります。バスは河原町三条まで西に戻り南下、四条河原町から往路を遡ります。
写真の四条大宮には「嵐電 四条大宮駅」があります。ここから嵐山方面は嵐電と併走するルートとなります。
2014年3月、運賃の均一区域が拡大し、嵐山が含まれるようになりました。嵐山まで「一日乗車券」で行けるようになり、嵐山が身近になりました。
また、操車場の山越中町で、59系統と乗り継ぐことにより、「嵐山」~「仁和寺・竜安寺・金閣寺」を繋ぐことが出来ます。一日乗車券で乗り継ぐことが出来る、この新ルートは徐々に利用客数を伸ばしています。
嵐山が混雑する、土日祝日は嵐山高架橋を通る為、嵐山の中心部は通りません。
営業係数は99、1日平均旅客数は4,784人
(全系統平均、営業係数92、1日平均旅客数367,698人)
運行頻度は昼間で毎時3本程度です。
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京都市バス 秋には経路変更もする「59系統」
59系統は市街北部、嵐山や嵯峨野に近い宇多野山越から、仁和寺・竜安寺・金閣寺が連なる「きぬかけの道」を通ります。混雑して遅延することが多々あります。昨年より11月土日祝日は迂回して金閣寺前を通らず、わら天神から西大路に出て北上します。
営業係数は90、1日平均旅客数は6,879人(全体の営業係数は92、平均旅客数は
367,698人)です。
担当は梅津営業所(JR西日本委託)。運行頻度は昼間1時間当たり4~5本です。
ここから東進し(一部広沢池経由)きぬかけの道を行きます。
この後バスは千本北大路、南下して西陣を行きます。千本今出川から東に進み、晴明神社、御所を見て河原町今出川へ。ここから河原町通を南下して市街中心部に行きます。
河原町通を南下したバスは、市役所や本能寺を見ながら、京都一の商業地域を行きます。四条通で左折し、鴨川を渡りまた左折。三条京阪まで北上します。ここで往路終点となりますが、そのまま河原町通に戻り、河原町三条から北上して、往路のルートを戻ります。
金閣寺前を通るバスは、59系統・12系統の2本です。観光シーズンの経路迂回は、この2本に実施されます。
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京都市バス 金閣寺-銀閣寺ルート!! 大徳寺・晴明神社・御所・吉田山にも寄・・・・
洛バス 102系統。
洛バス100・101系統は京都駅からの観光出発ルートです。
102系統は市街北部の銀閣寺から西進。吉田山、御所、晴明神社、北野天満宮から金閣寺、大徳寺を経由して北大路BTに行く、市街地北部の観光名所間往来ルートと言えます。
料金は、京都均一区間内なので230円です。
102系統を担当するのは烏丸営業所錦林出張所です。
先述の100・101系統は京都市営直営でした。洛バスの中で102系統だけが民営「京都バス」委託路線です。バス車両は京都市交通局のものですが乗務員さんは京都バスの運転手さんです。
「京阪バス」が市バスから撤退のニュースが昨日流れました。「市バスなのに京阪バス?」訳が分からないと思います。簡単に説明しますと、京都市バスは膨大な赤字を抱える、健全化を期待される公共交通機関でした。そこで交通局は市街地の黒字路線だけ置いといて、それ以外の郊外路線は民間事業者に任せてしまおう!ということにしました。請け負う民間企業にとっては、お客様が乗らなくても一定のお金が入ってくる!ということで、京阪バス、JR西日本、阪急バス、京都バス、近鉄バス、MKタクシーが委託されて、今日に至ります。交通局は職員を削減出来て経営は良くなり、健全化に成功しました。民間事業者は経営努力で優秀な数値を残します。特筆すべきは乗務員さんのレベルが格段に向上しました。今では、どの系統に乗っても「観光都市京都」の乗務員さんです(たまに例外もあります)。しかし、近頃の人手不足の波は押し寄せてきます。民間事業者にとっては独自路線を守ることも大事です。また、市街地に利幅の厚い独自路線を開設したいという大人の事情もあるかもしれません。
ややこしい話はここまでで、バスの写真を楽しみましょう!!
営業係数は「71」。運行頻度は昼間、1時間に2本程度と少な目です。
洛バスの営業成績の一覧です(29年度)
100系統 営業係数53 旅客数(1日平均)8,099
101系統 営業係数76 旅客数(1日平均)4,799
102系統 営業係数71 旅客数(1日平均)1,945
これから秋色の京都は見どころいっぱいです。これらの急行バスを上手に使って京都を楽しんでください!!
改善しませんか?
数字で見えるの?↓↓↓
京都市バス 京都駅と洛北観光地を結ぶ急行バス 101系統
2005年1月から走り出した洛バスと呼ばれる急行バス。100系統・101系統・102系統の3系統があります。
101系統は京都駅から市街中心部を通り、市街北部をめぐり北大路BTに行きます。
運行ルートは、京都駅発後、烏丸通を北へ、四条烏丸(地下鉄四条駅・阪急烏丸駅)から堀川まで西進、堀川通を北進します。晴明神社・白峯神宮のある堀川今出川から西へ向かい、北野天満宮を経由して西大路通を北上。わら天神・金閣寺。北大路通を東に進んで大徳寺、北大路BTに到着します。
特別なカラーリングは現在2代目です。デザインは共通ですが、100系統は春の桜色、101系統は夏の緑色、102系統は紅葉色です。
こちらも特別塗装ですが、京ちゃんバスと言って、京都市交通局100周年記念で塗装の濃緑色の帯を塗り替えてイラストを施したものです。この車両は烏丸営業所所属で青色。他に西賀茂営業所(赤色)、錦林営業所(黄色)、九条営業所(緑色)、梅津営業所(桃色)の4台が存在します。
営業係数は「76」。1日平均乗客数は4,799人(29年度)です。この系統も昼間多客時間のみの運行ですので営業効率が良いです。
運行頻度は朝8:00から夕方16:30頃まで1時間に4本程度です。
中型バスですが、この年新製された車両です。比較的新しい車両で運行されています。
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臭い出てる⁉改善しましょう。
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京都市バス 「営業成績の優秀な路線」100系統
京都市バスの中で一番優秀な営業係数(100円の収入を得るためにどれだけの費用がかかているかを示す指標)を誇るのが100系統です。
観光客輸送を主眼にした急行バスです。
画像のカラーリングは100系統専用色です。雅なデザインです。
側面表記の洛バスとは、京都の代表的な観光地を巡る路線設定で、外国人にも区別できるよう通常とは違うカラーリングにしたもので、2005年1月から走っています。3路線(100系統・101系統・102系統)あり、それぞれ違う色になっています。最近では通常デザインの車両も多数運用に入っています。
100系統は京都駅から洛東方面へ向かいます。
経由する観光名所は、京都国立博物館、三十三間堂、清水道(清水寺等)、祇園、岡崎公園、平安神宮、銀閣寺などです。
冒頭の営業係数ですが、「53」です。市バス全系統の平均が「92」です。かなり優秀ですね。それは、この路線が朝8時頃から夕方5時頃までの多客時間帯のみの運用なので効率が良い為です。
市バス1日の平均旅客数367,698人に対して100系統は8,099人。洛バスの中では最も乗客が多くなっています。
運行本数は1時間当たり8~9本もあり、東山方面行きの乗り場から一般路線と合わせ、次々に発車していきます。
臭いを数値化⁉