京都市街南部循環 207号系統
東西は九条通、四条通、南北は大宮通、東山通を通る、市街南部循環路線です。
担当は九条営業所(直営)。この路線も旧京都市電代替路線という位置付けから、早朝から深夜まで走っています。
207号系統(乙)は九条車庫を出て、九条通を西進します。「東寺」のある九条大宮で右折、大宮通を北進します。
「京都水族館前」(「京都鉄道博物館前」)を過ぎ四条大宮まで北上。四条大宮で右折します。
ここで字幕は東山通を表すオレンジ色帯になります。ここからは四条通を東進し、阪急電車と接続します。また、四条烏丸では地下鉄烏丸線と接続します。
この先は、京都で最も賑やかな商業地域です。
さらに東進し、鴨川を渡り京阪祇園四条駅(南座前)バス停に着きます。
そして、「祇園」地域をバスは走ります。道の両側の歩道は、昼夜、行きかう人で賑やかです。
207号系統(乙)は、「八坂神社」のある祇園交差点から東山通を南下していきます。「清水寺道」を過ぎ、「国立博物館」「三十三間堂」のある東山七条、「今熊野神社」、「泉涌寺道」を過ぎ、「東福寺道」から九条通に戻ってきます。
大石橋を通って、九条車庫に到着します。
この路線は朝夕と通勤に利用することがあります。大宮通では、主に地元市民の通勤や買い物の足として、四条通・東山通では観光客の足として利用されています。
営業係数は「59」(京都市バス全系統平均「92」)。
1日平均旅客数「14,276人」(京都市バス全系統平均「367,698人」)。
運行頻度は昼間1時間当たり7本程度です。
とても利用頻度の高い路線と言えます。
運行データは2019年2月現在です。