京都駅から東山を進む 206号系統
206号系統は烏丸営業所の担当です。
烏丸営業所(車庫・整備場)は北大路BTと共に地下1Fにあります。この場所、地上は商業施設、地下2Fは地下鉄烏丸線「北大路駅」です。市街北部の一大ターミナルです。
この系統は「行き先表示字幕の路線番号」がオレンジ色の「循環路線」ですが、上の写真のような、東山通経由の北大路-京都駅間の区間便が多数あります。
また、行き先表示字幕の左端オレンジ色の縦帯は東山通を通ることを意味しています。
京都駅を出発したバス(東山通経由の反時計回り)は七条通を東に向かいます。鴨川を渡り、七条京阪を過ぎると、「国立博物館」「三十三間堂」です。ここから東山通を北上します。五条通を過ぎると五条坂です。この辺りから清水寺、高台寺、祇園、八坂神社、知恩院と観光名所が続きます。
バスはこの後、右手に平安神宮の森を見て、疎水を渡り、北大路通まで進みます。
北大路通を西進し植物園を過ぎ、賀茂川を渡ると、北大路BTに到着です。
「行き先表示字幕」は北大路通に入ると「京都駅」になっています。左端の縦帯は千本通を示す、紫色です。
バスは北大路BTから西へ進み、大徳寺、船岡山を見て「千本北大路」に着きます。ここから千本通を南下します。千本通沿いには観光名所は少なく、地元住民の足としての役割を担っています。千本通沿いのJR二条駅を過ぎて、後院通り(京都では珍しい斜めに走る通り)で大宮通へ渡ります。みぶ操車場、四条大宮(阪急大宮駅)を過ぎて、京都水族館のある「七条大宮」から東に向かい、京都駅に至ります。
料金は全区間、均一区間内なので230円です。
運行頻度は東山通方面と千本通方面で差異があります。
東山通は北大路BT-京都駅BTの区間便が多数ある為、昼間毎時7~8本。
千本通は昼間毎時4本程度です。ただ千本通は206号系統の他46系統が千本通北方から四条通まで、四条通以南は207号系統が走っており、輸送量は確保されています。
営業係数は「61」(市バス全系統平均「92」)。
営業係数の1位は100号系統「53」に次ぐ2位ですが、100号系統は昼間のみの観光路線なので、早朝から深夜まで稼働している一般路線としては堂々1位でしょう。
1日平均旅客数は「28,496人」(市バス全系統利用者の平均「367,698人」)
京都の大活躍路線です。
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